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足のニオイ
2020.05.18

足のニオイ対策にアルコールを活用!蚊にも刺されにくくなる!

足のニオイ対策は、足・靴下・靴のケアが必要です。

とはいえ、「ちゃんと足も靴下も洗っているし、靴の消臭スプレーも使っているのに、それでも足がくさい・・・」「高価な消臭スプレーをいろいろ試したけど効果がイマイチ」という人も多いでしょう。

今回は、そんな方に、アルコール消毒液を使った足のニオイ撃退方法をご紹介します。

感染症予防のために手指の消毒に使用されている濃度76.9%〜81.4%のアルコール(エタノール)消毒液は、実は消臭アイテムとしても優秀なんです。手頃な値段で、足と靴のケアが行える便利アイテムです。

靴の中を消毒してニオイを撃退!

足の裏にはたくさんの汗をかくため、靴の中は高温多湿で細菌の繁殖には格好の環境です。

臭いが染みついてしまった靴は、原因となる雑菌をアルコール消毒液でしっかり殺菌して、すっきり消臭しましょう。

 

ニオイを撃退!靴の消毒方法

①対象の靴の汚れや汗を拭き取っておきます。

あらかじめ汚れを落としておくことで、より消毒の効果が高くなります。

 

②しっかりと乾かす

水分を含む状態でアルコール消毒液を使用すると、効果が薄まってしまいます。しっかりと乾燥してから使用してください。

これは手指の消毒時も同じことが言えます。手指を消毒する時は、濡れた手でなく乾いた手に使用するのが効果的です。

 

③靴にアルコール消毒液を吹き付ける

靴の内側に、隅々までしっかりとアルコール消毒液を吹き付け、換気の良い場所で揮発させてください。

変色の可能性があるので靴の表面は避けて、靴の内側のみに使用してください。

 

④しっかりと揮発・乾燥させる

せっかく消毒しても水分が残ると、再度、菌が繁殖してしまいます。しっかり乾燥させてから、着用や収納してください。

ただし、アルコール消毒の殺菌効果は一時的なものです。着用すると再度細菌は繁殖するため、消毒後は抗菌効果の続くデオドラント剤などを使用して、ニオイを予防することがおすすめです。

 

 

足の裏の消毒に

アルコールは足の裏の消毒にも使用可能です。(※アルコールに過敏な方や、肌の弱い人は行わないでください。)

足の汚れを落として乾燥させてから、足の裏や指の間にアルコールを吹きつけて擦り込んでください。ニオイの元となる細菌をしっかりと除去できます。

このとき、靴擦れや傷などがあるととても沁みますのでご注意ください!

外出先で足のニオイが気になった場合は、アルコール除菌シートで足を拭くだけでも効果があります。

 

水虫の予防効果も

アルコール消毒液を使用したこの殺菌方法は、ニオイの元となる菌だけでなく、水虫の原因となる白癬菌にも効果を発揮します。白癬菌は、床や畳、温泉やスポーツジムなど、いろんな人が素足で触れる場所から感染します。アルコール消毒を行えば、水虫の感染予防にもなるので安心ですね。

 

蚊に刺されにくくなる

夏場に不快な「蚊」による虫刺され。かゆいだけでなく、マラリアやジカ熱などの感染症を媒介することもあるので要注意です。

なんと、足の裏を消毒することで、蚊に刺されにくくなる効果もあるんです!

最近の研究では、ヒトの血を吸う蚊は、足の裏の常在菌の種類が多い人に集まることが確認されています。

このため、足をアルコール消毒して殺菌することで、蚊を引き寄せる成分の発生を防ぎ、蚊に刺されにくくなるのです。

なお、「蚊を引き寄せる成分」は人間にとって臭い匂いではないので、足が臭い=蚊に刺されやすいということではありません。

ニオイが気になる人だけでなく、蚊に刺されやすくお困りの方も、ぜひ試してみてください。

 

無水エタノールをそのまま人体に使用しない

今回ご紹介している方法は、皮膚の消毒用として市販されている76.9%〜81.4%のアルコール(エタノール)を使用して行ってください。

皮膚の消毒に適した消毒用アルコールとは異なり、「無水エタノール」は原液をそのまま人体に使用してはいけません。無水エタノールを使用する場合は、規定の濃度に希釈して使用してください。

 

即効性はあるけど持続性はないので注意

このアルコール消毒による足のニオイ撃退方法は、即効性が高く、すぐに効果が期待できます、

ただし、効果は持続しないので、時間の経過とともに、再び細菌は繁殖してしまいます。

しっかりと日頃のケアを行いながら、定期的にアルコール消毒を行うのがおすすめです。

 

全身やワキにはNG

ニオイの原因菌を退治できるアルコール消毒ですが、ワキや全身には使用しないようにしましょう。

アルコール消毒は、皮膚常在菌の善玉菌まで殺してしまいます。常在菌のバランスが崩れ、かえって体臭の悪化につながります。

体をゴシゴシと洗いすぎると肌のバリア機能が壊れかえって体臭は悪化しますが、それと同じことになるのです。

また、アルコールは皮膚を刺激し肌荒れや炎症につながるので、体全体に使用するのは禁物です。

全身やワキのニオイ対策には、肌への刺激が少なく効果が持続する、専用のデオドラント剤を使用しましょう。

 

アルコールには共沸効果による消臭性能もあります

アルコールには、菌を殺菌することによる消臭効果のほかにも、揮発するときに他の成分(ニオイ成分)を包み込み、同時に揮発させる「共沸効果」による消臭効果があります。(お肉やお魚を調理するときに料理酒やみりんを使うのは、旨味を足すだけでなく、アルコールの共沸効果により臭みをとる効果があるためです。)

このため、アルコールは菌に由来するニオイ以外のものであっても、消臭が可能です。

例えば、香水をつけすぎてしまったときには、その部分にアルコールを吹き付けるかアルコール入りウエットティッシュで拭き取れば対処できます。肌荒れなどに注意しながら、うまく利用してください。

 

まとめ

すっかり定着した消毒用アルコール(エタノール)消毒液は、足のニオイ対策アイテムとしても使うことができます。

ニオイの元となる雑菌を消毒することができるだけでなく、水虫の予防や、蚊に刺されにくくなるなどの効果も期待できます。

使用する際は、全身には使用しない・人体の消毒に適したものを使う・炎症を起こす方は使用しないなど注意して、かしこく手軽にニオイや菌をシャットアウトしましょう。

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