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2022.10.10

歯ブラシだけでは不充分?虫歯や口臭を予防するデンタルケア

虫歯や口臭の予防の基本は歯磨きですが、その際に何を使っていますか?

「歯ブラシだけ」、という方が多いのではないでしょうか。

歯ブラシは歯磨きには必須のアイテムですが、実は歯ブラシだけでは歯垢は取りきれません。

それだけでは、虫歯や歯周病の予防には不十分です。

ではどうすればしっかり歯垢を落とせるのでしょうか?

今回は、歯ブラシだけでは取りきれない歯垢を効果的に除去するアイテムをご紹介します。

 

 

歯ブラシだけでは磨いても歯と歯の間に汚れが残ります

虫歯・歯周病・口臭予防の基本は、原因となる歯垢(プラーク)を取り除いて口の中を清潔に保つことです。

ほとんどの人が歯ブラシを使って歯を磨いていると思いますが、実は歯垢は歯ブラシだけでは全体の6割程度しか落とせません。

これだけでは虫歯・歯周病・口臭の予防には不十分です。

歯ブラシは、歯の表面はきれいに磨けますが、歯と歯の間には毛先が届きにくく汚れが残ってしまいます。

また、奥歯やその裏側も歯ブラシが届きにくいため、磨き残しがちです。
歯が重なっているなど、歯並びが乱れている場合も同様に汚れが残りやすいでしょう。

残った汚れ(歯垢・プラーク)があると、数日で石灰化して歯石になります。
歯石は硬く歯ブラシでは落とせないうえ、歯石があることでさらに汚れが溜まりやすくなり、悪循環です。

そうなる前に、毎日のケアで歯垢をしっかりと除去するようにしましょう。

 

歯ブラシの交換頻度にも注意

歯ブラシは毛先が開いて劣化すると、歯垢除去率が半分になってしまいます。

つまり使い古した歯ブラシでは、汚れの除去がさらに難しくなるわけです。

一ヶ月に一度を目安に、歯ブラシは新しいものに交換しましょう。

 

歯ブラシだけでは落とせない歯垢を落とすには?

歯磨きの際は、歯ブラシに加えてデンタルフロスや歯間ブラシも一緒に使用しましょう。

フロスや歯間ブラシを併用することで、約9割の歯垢が落とせます。

ここでは歯と歯の間の汚れを落とすのに役立つ代表的な補助用品を紹介します。

自分に合ったものをぜひ歯ブラシと併せて使ってみてください。

 

デンタルフロス

細い繊維を束ねて糸状にしたもので、歯と歯の間の汚れを掻き出します。

歯ブラシでは届かない細い隙間の歯垢を効率的に落とせるアイテムで、海外でも広く普及しています。

主に「ロールタイプ」と「ホルダータイプ」の2種類あります。

 

・ロールタイプ(糸まきタイプ)

必要な長さに切り、指に巻きつけて使用します。多少のコツが必要ですが慣れてしまえば大丈夫です。
一巻きあたり数百円で買えるので、コストパフォーマンスに優れています。

・ホルダータイプ(フロスピック)

ハンドルのついたピックにあらかじめフロスが張られているタイプのものです。
手軽で使いやすいので初心者におすすめです。
F字型のものが一般的ですが、奥歯に届きにくい人はY字型のものを使うと良いでしょう。

いずれも、使う際には歯茎を傷つけないように注意してください。

歯と歯の間が広い場合は、次に紹介する歯間ブラシを使いましょう。

 

歯間ブラシ

歯と歯の間の汚れを落とすための小さいブラシです。

歯と歯の隙間が広めであれば、フロスよりも歯間ブラシがおすすめです。

さまざまなサイズがありますが、歯と歯の隙間で無理なく動かせるサイズのものを選びましょう。

サイズがわからなければ歯科医院で相談してください。

使い方は、歯と歯の間に差しこみ、2〜3回往復させて汚れを取り除きます。

鏡を見ながら、丁寧におこないましょう。歯茎を傷つけないように注意してください。

 

歯ブラシに加えてフロス・歯間ブラシを併用する習慣を

歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使うことで歯垢の大部分を除去することができます。

毎日の歯磨きの際にプラスして取り入れてみてください。

歯磨きのたびに毎回フロスや歯間ブラシを使うのは面倒だという人は、1日1回、夜の歯磨き時だけでも構いません。

 

使う順番については、デンタルフロス・歯間ブラシを先に使用して、その後に歯ブラシで磨くのがおすすめです。

先にフロスや歯間ブラシで歯の隙間の汚れを取り除き、そのあと歯磨き粉をつけた歯ブラシで磨くと、歯磨き粉に含まれる有効成分が口の中のすみずみまで行き渡るためです。

ぜひ習慣にして歯の健康と口臭の予防につとめましょう。

 

その他のアイテムも取り入れて効果的なケアを!

他にも、効果的に口の中の汚れを落とす様々な商品があります。

 

タフトブラシ(ポイントブラシ)

タフトブラシは、通常の歯ブラシでは届かない場所にも届くように作られた小さいブラシです。

ワンタフトブラシ・ポイントブラシとも呼ばれます。

先端が歯ブラシよりも小さいので、歯と歯の隙間や歯と歯茎の間の汚れを落とすことができます。

奥歯や親知らず、インプラント・矯正器具の周辺など、歯ブラシが届きにくい場所に最適です。

通常の歯ブラシと同様、毛先が開いてきたら交換のタイミングです。

 

歯ブラシのバリエーション

歯ブラシには通常のもの以外にも、効率よく簡単に汚れが落とせる電動歯ブラシがあります。

電動歯ブラシは大まかに分けると以下のタイプに分けられるので、自分に合ったものを選んでください。

なお、電動歯ブラシも通常の歯ブラシ同様、歯と歯の間には汚れが残りやすいので、フロスまたは歯間ブラシとの併用をおすすめします。

・回転式

ブラシが回転して効率よく汚れを除去します。磨く力が強めなので、歯や歯茎への刺激が強いこともあるので注意しましょう。

・音波式

音波の振動によって汚れを落とすタイプです。現在売られている電動歯ブラシの主流で、比較的リーズナブルで手に入りやすいのですが、商品によっては汚れを除去する力がやや弱いものもあります。

・超音波式

音波式よりもさらに細かい振動で汚れを破壊するのが超音波式です。

高額で商品が少ないことがネックですが、歯垢を除去する力が高く歯茎にも優しいのが特徴です。

いずれも、磨き残しが無いようにすみずみまで、かつ歯や歯茎を傷つけないように丁寧に磨きましょう。

ブラシが広がってくると歯垢除去力は落ちるので、一ヶ月に一度を目安にブラシ部分を取り替えましょう。

 

ジェットウォッシャー(ウォーターピック・口腔洗浄機)

最近注目されているジェットウォッシャーは、水流で汚れを洗い流す口腔ケア用品です。ウォーターピックとも呼ばれます。

歯間や歯周ポケットなど歯ブラシでは届きにくい部分の汚れを、高圧の水流で洗い流してくれます。

これだけで歯磨きができるのではなく、通常の歯磨きにプラスして使うものです。

フロスまたは歯間ブラシで細かい部分の汚れを除去して、歯ブラシで磨いたあと、さらにジェットウォッシャーで洗い流すことで、より口内の汚れを除去できます。

多少面倒かもしれませんが、パワフルな水流で口の中の汚れをスッキリ落とせるということで人気が高まっています。

 

歯医者さんでクリーニング&チェックしてもらう

毎日の歯磨きに加え、歯科医院で定期的にメンテナンスしてもらいましょう。

これまで紹介したとおり、歯ブラシに加えて補助器具を使うことでかなりの歯垢は落とせます。

ですが人によって歯並びや磨き方のクセがあるので、どうしても自分では磨けていない場所があるかもしれません。取りきれない汚れが歯石になると自分では除去できません。

そのため、定期的に歯科医院で検診・歯石除去をしてもらうのがおすすめです。

自分でしっかり磨けていない箇所を教えてもらったり、磨き方の指導や自分に合った道具のアドバイスもしてもらえます。

受診は3ヶ月に一度が目安です。

 

正しいデンタルケアで健康な歯を守り口臭を予防しよう

毎日歯を磨いていても、歯ブラシだけでは汚れは落としきれません。

放置すると虫歯や歯周病で将来歯を失うリスクが高まるなど、健康にも大きく関わります。もちろん口臭の原因にもなります。

毎日の歯磨きの際には、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシなどを活用して隅々まで汚れをしっかり落とし、そのうえで歯科医院で定期的にメンテナンスしてもらうのがおすすめです。

将来の健康のためにも、快適な毎日のためにも、しっかりケアして歯の健康を守りましょう。

 

 

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