MENU
足のニオイ
2021.03.08

足が臭いときは水虫にも注意!その理由や予防・対策方法を解説

暖かくなってくるにつれて気になる、足のニオイ。

実は、足のニオイが気になるときは、水虫に感染するリスクが高い状態です。
しっかり対策して、不快なニオイ・やっかいな水虫を防ぎましょう。

対策しているのに改善しない場合、すでに感染している可能性もあります。
かゆみやただれなどの目に見える症状がない場合もあるので、注意が必要です。

悪化したり他の場所に感染が広がってしまう前に、しっかり治療しましょう。

足が臭いときは水虫のリスクも高い状態です

足が臭うときは、水虫に感染しやすい状態でもあります。その理由をみてみましょう。

 

足の臭いの原因は?

足のイヤ〜なニオイは、細菌が作り出すニオイ物質のイソ吉草酸・プロピオン酸が原因です。

この細菌は「皮膚常在菌」で、普段から私たちの皮膚上に存在する菌ですが、蒸れた足の皮膚上で角質や垢をエサにして大繁殖するとニオイ物質が発生します。

水虫の原因は?

水虫の原因は、真菌(カビ)の一種の「白癬菌」です。

白癬菌は、私たちの皮膚に存在する常在菌ではなく、外部からもたらされて感染します。

上記の足の臭いの原因菌とは異なるものですが、繁殖しやすいのは高温多湿で養分が豊富な環境です。

 

ニオイが発生するのと水虫になる条件は同じ!

足が臭いやすい環境と水虫になりやすい環境は同じ。どちらも高温多湿でエサが豊富です。

つまり、足が臭いときは水虫のリスクも高くなるというわけです。

 

足のニオイが気になるという人は、水虫にも注意しましょう。

 

白癬菌に感染するとどうなるの?

足が白癬菌に感染すると「水虫」と呼ばれますが、その中にもさまざまなタイプがあります。

 

足に感染した「水虫」の種類

・趾間型(しかんがた)水虫

最も多いタイプの水虫で、足の指の間にできる水虫です。

かゆみ・皮膚がむけるなどの症状が出ます。

趾間型の水虫の中でも、皮膚がジュクジュクと湿るタイプと、皮がむけて赤くなる乾燥型があります。

 

・小水疱型(しょうすいほうがた)水虫

足の裏・足指の付け根などに、小さい水ぶくれができるタイプの水虫です。

強いかゆみをともなうことが多く、水ぶくれが破れて皮膚がむけることを繰り返します。

 

・角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)水虫

足の裏全体やかかとの厚い角質層にできる水虫。

角質が厚く硬く、カサカサに乾燥した状態になりますが、かゆみなどの自覚症状はあまりありません。

 

水虫は臭うの?

「水虫は臭い」というイメージがありますよね。

ですが、実は水虫の原因となる白癬菌自体は、ニオイ物質を発生させるわけではありません

 

なぜ水虫に感染すると臭いやすくなるのかというと、水虫に感染すると皮膚の環境は悪化してバリア機能が低下します。

すると、ニオイを発生させる常在菌も繁殖しやすくなります。

つまり、水虫のときはイヤな臭いも同時に発生しやすいので、「水虫は臭い」というイメージができあがるのです。

 

その他の場所に感染した場合

白癬菌は足以外にも感染します。

・爪水虫

爪に白癬菌が入りこんで起こる症状で、爪白癬とも呼ばれます。

感染した爪は、白から黄色に濁り、分厚く崩れやすくなります。

爪水虫だけに感染することはあまりありませんが、足の水虫を放置して爪にまで広がってりまうケースが多いようです。

 

・ぜにたむし

顔や首、腕など、体の皮膚が感染したケースです。

かゆみをともなった円環状の赤い発疹・炎症が起こります。

 

・しらくも・頭部白癬

頭皮にできる水虫で、赤みや炎症・フケが増える・脱毛などの症状が出ます。

 

感染した場合は放置せず治療を!

「たかが水虫」と軽く考えて放置したり、自覚症状が無いからといって感染を放置してはいけません。

一度感染してしまったら、自然治癒することはありません。抗真菌薬で必ず治療しましょう。

 

放置すると、どんどん悪化するだけでなく、体の別の場所が感染してしまい、治療にかかる時間も長くなります。

また、家族など身近な人に感染を広げてしまうため、上記の症状に覚えがある場合はぜひ早めに治療しましょう。

 

市販でも薬は売られていますが、まずは皮膚科を受診することをおすすめします。

水虫かと思ったら実はそうではなく別の疾患だったということもありますし、爪白癬であれば塗り薬では効果が出にくく内服薬での治療になるので、まずは皮膚科で白癬菌の有無を調べてもらいましょう。

 

治療は、根気よく続けましょう。かゆみがおさまったからといって薬をやめてしまうと、退治しきれず潜んでいた白癬菌により再発することもあるので、症状がなくなってもしばらく薬を続ける必要があります。

 

ケア・予防方法は?

ポイントは、足・靴・靴下、それぞれについて、汚れや汗を放置せず清潔乾燥した状態を保つことです。

カビや菌は湿って栄養が豊富な環境で繁殖しますが、清潔で乾燥した状態では繁殖しにくくなります。

水虫の予防だけでなく、足のニオイケアにもなります。詳しくはこちらの記事でもご紹介しています

 

足を清潔に保つ

まず、足はいつも清潔に保ちましょう。

指の間や足の爪の中は、汚れが溜まりやすいので念入りに石鹸で洗います。

 

家族に水虫の人がいる場合や、大勢の人が共同で利用するサウナやスポーツジムに行ったあとは特に気をつけてください。殺菌作用のある石鹸を使用するのがおすすめです。

 

白癬菌は皮膚に付着しても、おおよそ半日以内に洗い流せば感染を防げると言われています。

こまめに洗うことを心がけてください。アルコール除菌スプレーで消毒するのも有効です。

 

靴のケア

足に合ったサイズの靴を選びましょう。サイズの合っていない靴は足に余分な力がかかり、汗を増加させる原因になるからです。

 

また、1日履いた靴はしっかりと干して乾燥させましょう。同じもの毎日履かず、何足かを交互に履くのがおすすめです。

可能であればこまめに洗うことが望ましいですが、洗いにくい靴の場合は中敷きをこまめに交換したり、除菌効果のあるスプレーを使用するなどの工夫を。

 

靴下のケア

足の皮膚に直接触れる靴下に、菌が繁殖しないための対策をすることはとても大切です。

素材は蒸れにくく通気性の良いものを選びましょう。

5本指の靴下は、指同士が触れないため蒸れにくく、しっかりと汗を吸ってくれるのでおすすめです。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

 

汗をかいたり汚れたらこまめに靴下を履き替えることが理想ですが難しいときもありますよね。

そんな場合は、除菌スプレーをうまく活用しましょう。

 

除菌・抗菌スプレーを靴下に吹きつけて、菌が繁殖しにくい状態にしておくと効果的です。

ニオイ対策にも効果を発揮するので、とてもおすすめです。

肌に優しく、効果が高く・長続きするものを選びましょう。

 

ニオイも水虫もしっかり予防して、足元を快適に!

足のニオイが気になるときは、水虫にも感染しやすい状態です。

しっかりと対策してニオイも感染も予防して、清潔で快適な足元を保ちましょう。

 

もし感染が疑われる場合は、放置せずに早めに皮膚科で検査・治療を。

根気よく治療すれば水虫はかならず治ります。

 

治療してきれいな足や爪を取り戻せば、素足やサンダルも堂々と履きこなせますよね。

よそのお家に招かれたときや座敷のお店に上がるときも、不安になることなく楽しめるはず。

 

冬が過ぎて暖かくなるにつれ、水虫の感染も増加します。

予防するポイントは、足・靴・靴下を清潔で乾燥した状態を保つことです。

感染予防と同時に、ニオイ対策にもなるので、ぜひ実践してみてください。

 

このサイト(DEOマガ)について

ニオイ対策のプロフェッショナルからのご提案

衣類でニオイをブロックするデオドラント

  • 1業界初の技術で体臭に効果を発揮
  • 2各種テストで立証された安全性
  • 3初めてでも試しやすいお手頃価格
詳しく見る

体臭対策用スプレーをお探しなら | U-PARM(ユーパーム)商品画像